春から初夏にかけて牡丹が美しい当麻寺。
その境内の一角に番傘がたくさん立てかけてありました。
なぜか?といぶかって尋ねると、案内のボランティアさんが応えて言ってくれました:5月の強い日差しを受けると牡丹はすぐに萎れるので、晴れた日にはこれらの傘を牡丹にさしかけてあげるのだそうです。つまりは、雨傘でなくて日傘だったんです。人が花に傘をさしかけてあげる。なんと美しい話でしょう。☆彡
Taimadera Temple, Nara (June 2007), Nikon D80, AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6 G ED VR