Horyuji Temple, Nara (2008) Canon PowerShot A650IS, 7.4-44.4mm 1:2.8-4.8
1950年代から押し入れ暗室でモノクロ焼いて、いろんなコンテストに出していたのでしたが、1963年に、
川上緑桜氏(当時緑郎)のお導きでカラーの地懐社に入れてもたってからは、カラースライド一点張りになり、モノクロの少年期の印画紙メーカーやカメラメーカー、フイルムメーカーなどのコンテストでなく、カメラ雑誌の月例にチャレンジしたのでした。地懐社に入ったその月に、少年期から通い詰めていた法隆寺の老木を撮ったものが佳作で入賞したのでした。カラーの部なのに印刷代がかさむからでしょうか、3位入賞以下はモノクロで小さく扱われていました。そのスクラップを久しぶりに押入れの奥から発掘してみると、ああ、先日最新型のコンパクト・デジタルカメラで撮ってきた同じ老木の40年前があるではありませんか( ^^) _U~~
小さすぎて見にくいでしょうが、下の左側です。
あ、右側のは、翌々月入賞した大阪の現在の南港あたりの開発時、ああ、川上さんと一緒に暮色を撮りに行った時の作品です。「クラちゃん、ええか、夕日は F8 1/100 でキマリや」とあのダミ声で言っていたロクちゃん、後の川上緑桜先生も、今は幽冥境を異とする人となってしまいました。
この2点で「カメラ芸術」は切り上げて、「日本カメラ」と「カメラ毎日」のカラー月例に転じたのでした。
1963 4月号
1963 7月号
1964 1月号
で、下の小さく不鮮明な昔の作品を見ていると、うん、今日のとはダンチにあの頃の作品の方がいい!
人は退化するんやなぁ、という感慨(-。-)y-゜゜゜