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橋下のアーティスト
昨2012年12月6日の午後2時間ばかりの京都で、三条あたりを、何かにとりつかれたようにボクは撮り歩いていたのか。
それは:
前日に人生の花道をトトトッと退いていった勘三郎が、幼い勘九郎として桃太郎を演じた、この三条大橋傍の歌舞伎座の舞台を観ていたボク、ああ、半世紀昔の年の暮れを思い出したくて、でした。
人の世の儚いことよ。

Life's but a walking shadow, a poor player,
That struts and frets his hour upon the stage,
And then is heard no more. It is a tale
Told by an idiot, full of sound and fury,
Signifying nothing.
(Shakespeare "Madbeth")

人の世は
動き去る影に過ぎぬ
哀れな役者
与えられた時間
舞台で足音高く大見得を切っていても
ふとまた
静寂に戻る
白痴が口にする作り話
大きな音と大層な身振りでいっぱいでも
意味するものは
何も
ない
(翻訳:倉谷直臣21歳のときに)

橋下のアーティスト_d0123103_18331161.jpg
3jo-Bridge, Kyoto (Dec.2012), Fujifilm X-E1, Super EBC XF 18-55mm (27-84mm equiv.), F2.8-4 R LM OIS
↑写真をクリックすると、大サイズでご覧いただけます。
by k7003 | 2012-12-07 05:35 | 京都/Kyoto
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